■J2にもコロナの影響が…
2日のJ2リーグでは、大宮対福岡戦がキックオフ2時間前に中止された。福岡の選手に新型コロナウイルス感染の疑いがあったためだ。
同日18時15分から、Jリーグの村井満チェアマン、大宮の森正志代表取締役社長、福岡の川森敬史代表取締役社長がウェブ上で合同記者会見を開いた。それに先立って17時からは、FC町田ゼルビアの大友健寿代表取締役社長もウェブ会見を開いている。町田の晴山岬が1日、U―19日本代表のトレーニングキャンプに合流した際のPCR検査で陽性反応を受けたからだった。なお、チーム内に濃厚接触者がいなかったことから、京都対町田戦は予定どおり開催されている。
9節終了時点の順位は、V・ファーレン長崎が7勝2分の勝点23で首位を堅持している。2位は1試合未消化ながら勝点18の大宮で、勝点16の徳島ヴォルティスが3位で続く。さらに同勝点のギラヴァンツ北九州が、4位まで浮上してきている。
J3から復帰した北九州は、7節から3連勝を飾っている。自分たちでしっかりとボールを保持するサッカーを表現し、8節に徳島を2対0で、9節では松本山雅FC2対1を退けた。経験豊富な小林伸二監督が率いる無印の存在が、シーズン序盤のJ2を盛り上げている。