■10マイル以内の落雷で「活動中止」

「10マイル(約16キロ)以内で落雷があった場合には、ただちに野外での活動を中止して安全な室内に避難し、雷鳴が聞こえなくなってから30分間は様子を見る」という政府の指針があるという。長いものでは2時間にもなった(!)クラブワールドカップの試合中断は、その指針に沿ったものだった。

 アメリカ政府の指針は、別に特異なものではない。さまざまな国の「落雷事故防止の安全基準」に近い。日本サッカー協会は、「雷鳴が聞こえたら活動を中止し、聞こえなくなってから30分間は待って、続く雷雲がないかなどの情報を確認してから再開する」という指針を示している。 かなり遠くと思えるところで落ちているように見えても、カミナリはいきなり大気中を横に走り、20キロも離れたところに落ちることさえあるという。日本サッカー協会は「雷鳴が聞こえる」を「約10キロ」としており、アメリカ政府の指針と大きくは違わない。

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