
5月31日、J1リーグ第19節が各地で行われ、最下位の横浜F・マリノスが3−0でFC町田ゼルビアに完勝して今季初の連勝。先制点となった遠野大弥のゴラッソ弾に称賛の声が寄せられた。
雨中の町田GIONスタジアムで行われた一戦。開幕から低迷が続いた中、前節に首位・鹿島アントラーズを3−1で下し、今季リーグ戦12試合ぶりとなる2勝目を挙げた横浜FMは、2試合連続で同じラインナップで試合開始を迎えた。
立ち上がり6分にコーナーキックから昌子源にゴールネットを揺らされるも、VAR介入によって取り消された“幸運”があった横浜FM。その17分後の前半23分だった。中盤の低い位置から左サイドバックの永戸勝也が縦パスを入れてFWアンデルソン・ロペスがポストプレー。再びボールを受けた永戸がダイレクトでゴール中央左の遠野に鋭いパスを入れた。
このパスを遠野はワンタッチでボールを足元に収める。その直後、間髪入れずにボックス外左から振り向きざまに右足一閃。カーブをかけた強烈なシュートを放ち、後方にいたDF陣、さらにゴールマウスを守ったGK谷晃生を無力化させ、ゴール右上の隅に豪快に突き刺した。