J1昇格プレーオフは2試合ともに大差での「下克上」発生。3・4位チームが5・6位チームに敗れた要因とは……昨年より長い中断期間の影響はの画像
6位・ベガルタ仙台が3位・V・ファーレン長崎を破ってJ1昇格プレーオフの決勝進出を決めた 撮影:中地拓也
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 12月1日、J1昇格プレーオフの準決勝2試合が行われた。どちらのカードも、「下克上」が発生している。

 今季のJ1昇格プレーオフは3位・V・ファーレン長崎と6位・ベガルタ仙台が、そして、4位・モンテディオ山形と5位・ファジアーノ岡山が激突するカードとなった。結果は、どちらもJ2リーグでの下位チームが勝利。しかも、前者が4-1、後者は0-3と、いずれも3点差をつけたスコアだった。
 J1昇格プレーオフは毎年行われているわけではなく、直近では昨季に行われたが、その前は2017シーズンのこと。昨季は決勝で3位・東京ヴェルディと4位・清水エスパルスが戦い、東京Vが勝利。2017年シーズンは、決勝で3位・名古屋グランパスと4位・アビスパ福岡が対戦して、名古屋が勝利していた。
 2016年は4位・セレッソ大阪と6位・ファジアーノ岡山による対戦で岡山が下克上を見せたものの、決勝ではC大阪が勝利。2015年は3位チームと4位チームの決勝で、3位チームが勝っている。
 J1昇格プレーオフにおいて、リーグ戦の順位はさまざまなメリットを持つ。今季は、上位チームがホームで戦えるほか、引き分けの場合は延長が行われずに上位チームが勝ちあがることになっており、そうしたアドバンテージが生かされてきた歴史がある。

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