■三笘薫と伊東純也の同時起用は
中国が守備的に来ることを考えれば、4-2-3-1であっても4-3-3であってもより攻撃的な配置となる可能性が高い。ここでは4-2-3-1で予想するが、ボランチコンビの最有力の組み合わせは主将・遠藤航と守田英正か。
この2人と組み合わせるトップ下候補も多士済々。鎌田大地、南野拓実、旗手怜央、久保建英、堂安律が控える。その中で中国戦での最有力は久保建英か。プレミアリーグでプレーする鎌田、フランスでさらに充実の活躍を見せる南野の可能性も捨てきれない。
中国戦でカギとなるのはサイドの2人。ここでいかにクオリティを見せられるかが、先制点に直結するはず。直近2大会の悔しさを考えれば、左に三笘薫、右に伊東純也という、現在考え得る最も強力な“槍”を配置するのではないか。
三笘薫も、2日の練習後に「前回(の最終予選)と役割や立ち位置も違う」と話し、「今はしっかりとスタートだったり、途中からもあるけど、よりチームを引っ張らないといけないシチュエーションになっている」と意気込んでおり、プレーで違いを見せる覚悟だ。
伊東も3日の練習後に、「サイドで崩していいチャンスを作れれば」と説明し、右サイドでの役割を理解している。三笘ではなく前田大然、伊東ではなく久保という可能性もある。