■時差も考慮した選手起用か
中国戦での守護神は鈴木彩艶だろう。今季からセリエAにプレーの場を移しており、すでに試合に出場。ハイレベルな環境で多くの好セーブを見せている。アジアカップでも森保ジャパンのゴールを守った22歳が、重要な初戦で成長した姿を見せる。
最終ラインは右から菅原由勢、板倉滉、町田浩樹、中山雄太か。高井幸大と望月ヘンリー海輝という初召集の2選手も含む最終ラインだが、まずは経験のある選手が先発することになるはず。冨安健洋が召集されていない中で、板倉とコンビを組むCBは町田でも、今季から欧州・ベルギーリーグでプレーする谷口彰悟でも、どちらになっても不安はない。
ただ、森保ジャパンは2戦目でバーレーンと対戦する。谷口は中東での経験が豊富で、指揮官とすればこの試合で起用したいはず。となれば、今回は町田が先発するか。
右SBの菅原は、今季からプレミアリーグでプレーしている。3日の練習後に「素晴らしい対戦相手とやることによって、自分が考えられる以上の力を出さなきゃいけないし、もっと成長しなきゃいけないことを感じさせられる最高の場所」と語る舞台での経験を、日本代表に還元するつもりだ。