Jリーグの年間表彰式「2023Jリーグアウォーズ」が12月5日に開催され、優秀選手賞に選ばれたアビスパ福岡のFW山岸祐也の“全身黒コーデ”に注目が集まった。
今年の8月に30歳となった山岸は、千葉県柏市出身。福島・尚志高、流通経済大を経て2016年にザスパクサツ群馬に入団した後、FC岐阜、モンテディオ山形を経て、2020年10月に福岡に加入した。そしてチームのJ1昇格とともに自らも成長を遂げ、2021年の5得点から、昨季は10得点、そして今季はリーグ戦全34試合にスタメン出場して10得点4アシストと活躍した。
その山岸を擁した今季の福岡は、リーグ戦を7位で終えるとともに、ルヴァン杯で優勝を飾ってクラブ史上初のタイトル獲得に沸いた。当然、そのチームの攻撃の中心だった山岸は優秀選手に相応しいプレイヤーであり、授賞式のレッドカーペットでも全身黒スーツでピシッと決めた姿で、堂々のウォーキングを披露した。だが、その服装について、本人は不安だったようだ。
レッドカーペット直後、柏レイソルの細谷真大、横浜F・マリノスの永戸勝也と3人並んで総合司会のハリー杉山と影山優佳からのインタビューを受け、影山から「ファッションのポイントもせっかくなんで聞いてみたいと思います」と話題を振られると、山岸は「自分は黒が好きなので、黒でってお願いしたんですけど、さっき井手口陽介に“売れないホストみたいだな”って言われたんで……、ちょっと大丈夫かなって思いながらカーペットを歩いてきました」と苦笑い。一気に“売れないホストみたいな山岸”のワードがSNS上で騒がれることになった。