「サッカー批評のtoto予想」(第1399回)9月30日・10月1日 名古屋グランパスは「好相性」で優勝争い踏みとどまりへ!J2は「静岡ダービー直前」に昇格争い激化の予感の画像
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 今回のtotoではJ1第29節の6試合とJ2第37節の7試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 J1は今節を終えると、今季は残り5試合となる。優勝争いや残留争いなど、さまざまな勝負が佳境に入っていく。

 今節は、ACLに出場する3チームが金曜日に試合を行う。中には勝点1差で迎えるヴィッセル神戸と2位横浜F・マリノスの首位攻防戦も含まれている。今後のACLの戦いが影響を及ぼすことも十分に考えられるが、今節は優勝争いの大きな節目となる可能性がある。

 追う立場のチームにとっても、状況は一緒だ。4位の名古屋グランパスとしては、ここが踏ん張りどころ。現在、首位神戸との勝点差は8ポイントで、ラスト5試合を前にこの差が開くと、優勝を狙うにはかなり厳しくなる。そんな名古屋には今節、「好相性」が味方しそうだ。

 対戦するサンフレッチェ広島には、通算34勝13分27敗と勝ち越している。ただし、今回乗り込む広島のホームでは、11勝7分18敗と負け越しに転じてしまう。

 だが、相性は悪くない。今季はルヴァンカップも含めて3度対戦し、そのすべてに2-1で競り勝っているのだ。

 互いに選手の顔ぶれも変えながらではあるが、この「今季3連勝」は見逃せない。リーグ戦5戦未勝利の名古屋ではあるが、ここは勝利で息を吹き返すとみる。

 名古屋を勝点1差で追う鹿島アントラーズにとっても、ここが正念場だ。

 今節対戦するアビスパ福岡とは、名古屋と広島の対戦と同様に今季4度目の戦いとなる。リーグ戦での敗戦を含め、1勝1分1敗で迎える五分の戦いだ。

 過去の対戦成績では、鹿島が24勝5分5敗と大きく勝ち越している。だが、今季に入って潮目は変わっており、直近の試合でも3連勝と勢いに乗っているのは福岡だ。

 その勢いと相性を鑑みるに、今回はドロー決着が妥当。鹿島にとっては、優勝争いから遠ざかることになりそうだ。

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