10月に突入し、次のカナダ(13日=新潟)・チュニジア(17日=神戸)2連戦が迫ってきた。
日本代表メンバー発表は4日に予定されている。が、9月のドイツ(9日=ヴォルフスブルク)・トルコ(12日=ゲンク)2連戦から間がないこともあり、森保一監督は「ベースは崩さずに考えたい」とこれまでの主要メンバーを軸とした陣容で挑む考えを示しているようだ。
確かに11月から2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選がスタートし、来年1~2月にアジアカップ(カタール)が控えていることを踏まえると、なかなか大胆な入れ替えはしづらいのかもしれない。
ただ、欧州組の現状に目を向けると、9月のインターナショナルマッチデー(IMD)翌週からUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)やヨーロッパリーグ(EL)のグループステージがスタート。そこに参戦中のクラブ所属選手は超過密日程を強いられている。
代表常連組で言えば、鎌田大地(ラツィオ)、冨安健洋(アーセナル)、久保建英(レアル・ソシエダ)、上田綺世(フェイエノールト)、前田大然(セルティック)らが欧州CL、遠藤航(リバプール)、三笘薫(ブライトン)、守田英正(スポルティング・リスボン)、堂安律(フライブルク)らが欧州ELを戦っており、スケジュール的に相当タイトなのは間違いない。