名古屋グランパスも、巻き返す力に注目したいチームだ。前節はFC東京に敗れたが、大事なのは「その次」である。

 現在3位の名古屋だが、今季ここまで3敗を喫している。ただし注目すべきは、続く試合だ。鳥栖に今季初黒星を喫した後には、柏レイソルに3-0と快勝。国立競技場でのJリーグ30周年記念マッチで鹿島アントラーズに0-2と敗れた後も、上位を争うサンフレッチェ広島に2-1と力強く立ち上がっている。

 さらに、注目したいのが長谷川健太監督の存在だ。清水エスパルスでは就任初年度の15位から翌年は4位、同じくガンバ大阪ではJ2を制した翌年にJ1優勝、さらにFC東京では6位から2位と、チームを預かった2年目に必ず初年度を上回る成績を残してきた。

 名古屋の今節の相手は通算9勝9分23敗と苦手の川崎だが、その強敵を相手にしてこそ、長谷川グランパスの学習能力が発揮されるはずだ。今季前半戦に続き、難敵相手のダブルを達成すると予想する。

 J2では、2試合がドローになると予想した。モンテディオ山形ベガルタ仙台の対戦は、過去41回の対戦のうち、37%にあたる15試合が引き分けに終わっている。

 さらに上回る「鉄板」ドローが、ツエーゲン金沢栃木SCの対戦だ。過去13戦のうち8試合がドローと、引き分け率は6割を超える。しかも今回対戦する金沢のホームでは、6試合中5試合で引き分けている。勝点2差の17位と20位の対決は、ドロー決着が妥当だろう。

 今回のtotoの購入締切は7月1日で、ネット決済による公式サイトでの販売は17時50分(コンビニ決済は16時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。

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