ベルギーリーグのセルクル・ブリュージュ所属の上田綺世が、現地時間5月20日に行われたプレーオフ2の第4節・ヘント戦でPKを沈め、今季21得点目を決めた。
3トップの一角で先発した上田。前半立ち上がりから積極的にゴール前に顔を出すと、前半18分にFWケビン・デンキーが先制ゴールを決める。そして後半4分に同点に追いつかれた後の同25分だった。ボックス内で味方が倒されて得たPKを任されると、細かい足踏みの後、ゆっくりとした助走から鋭く右足を振り抜き、GKの逆を突くとともに強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。
これが上田にっとって2試合ぶりの得点で、今季の得点数を「21」とした。シーズン終盤からPKを任され、プレーオフでの3本を含めてPKでは今季5得点となる。
鹿島アントラーズ時代は在籍3年半で、PKでの得点は019年のリーグ戦、2021年のリーグ戦で1得点ずつ、2022年のルヴァン杯で1得点と、公式戦通算3得点のみだったが、ベルギー移籍後は「PK職人」と言えるほどPKでゴールを量産している。