■スタメン定着後は3勝1分け2敗
この山下のゴールシーンがDAZNの公式ツイッターで公開されると、次のような驚き混じりのコメントが続々と寄せられた。
「戦術兵器ってぐらい足速い」
「車屋選手がついて行けてない。山下のスピードは代表クラスやん。」
「速すぎ!笑 もはやJリーグで1番速いんじゃ?」
「このシーン、マジでここまでやれるとは思ってなかった。現実でウイイレみてぇな事やってんのよ。」
「山下のこれはベイルにしか見えなかった!」
現在25歳、スピード自慢の山下は、ジュビロ磐田のアカデミー育ちで日本体育大を経て2020年に東京ヴェルディに入団し、昨季より横浜FCでプレーする。元々はFWだが、四方田修平監督のもとではウイングバックとして起用され、J2だった昨季はリーグ戦41試合に出場して3得点をマーク。今季は開幕から8試合連続で途中出場が続いたが、4月23日の第9節・ガンバ大阪戦以降はスタメン出場を続け、このゴールが自身のJ1初ゴールとなった。
チームはこれでリーグ戦2連勝。開幕10試合白星なし(3分け7敗)と苦戦が続いていたが、山下のスタメン定着以降の試合だけを見れば、6試合で3勝1分け2敗と結果が出ている。身長164センチの“ハマのスピードスター”に対する注目度は、今後大きくアップしていきそうだ。