そうなると気になるのが、首位交代の可能性だ。前節終了時点で神戸に勝点3差の広島と2位の名古屋は、神戸に勝点26で並ぶ可能性があるが、得失点差が大きすぎて上回るのは難しそう。そうなると、首位浮上のチャンスがあるのは2ポイント差で神戸を追っている2位の横浜F・マリノスだ。
今節はアウェイでアルビレックス新潟と対戦するが、ゴールデンウイークは3試合で8得点して2勝1分で乗り越えた。対する新潟は同じ試合日程で1得点3失点の1分2敗。この勢いの差は覆しがたく、勝利する横浜FMが神戸を抜いて首位浮上となりそうだ。
ACL優勝という美酒を味わった浦和だが、アジア制覇から中3日での第10節サガン鳥栖戦に0-2で敗戦。マチェイ・スコルジャ監督は先発入れ替えの必要性の是非についても口にした。
ただし今節、スタメンを継続するにしても入れ替えるにしても、またも中3日での立て直しは容易ではない。しかも今節迎え撃つガンバ大阪との対戦成績は31勝15分29敗と、ほぼ五分の星。G大阪の調子の悪さも考慮しつつ、ここは引き分けで終わるとみる。
その浦和に10日の試合で完封勝利したサガン鳥栖だが、今度は中3日での試合が返す刀となって襲いかかってくる。しかも、隣県同士の九州ダービーとなるアビスパ福岡とは、通算戦績10勝10分17敗と分が悪い。2つの不安要素が重なるとなれば、福岡に白星を献上することになるだろう。
今回のtotoの購入締切は5月13日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。