「サッカー批評のtoto予想」(第1367回)5月13・14日 絡み合う「ゴールデンウイーク疲れ」と「相性」サンフレッチェ広島のアシストで横浜F・マリノスに首位浮上の可能性の画像
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 今回のtotoではJ1第13節の8試合とJ2第15節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 久々に各地に多くの人が出向いたゴールデンウイークだ。連休明けに、学校や職場へ出向く足が重くなった人も少なくないことだろう。この黄金週間は、Jリーグを戦う選手たちにも少なからず影響を及ぼしているはずだ。

 超過密とは言わないものの、今年のゴールデンウイークも連戦になった。最多のチームで、3連戦。その疲労が勝敗予想の大きな鍵になる。

 まず気になるのは、首位のヴィッセル神戸と3位サンフレッチェ広島の上位対決だ。

 神戸はゴールデンウイークの3連戦を無敗で乗り切った。3連勝とはいかなかったが、敵地での名古屋グランパスとの上位対決を2-2で終え、2勝1分と勝点を積み上げてきた。

 一方の広島は直近3試合で2勝1敗。この3試合だけ見れば神戸に分がありそうだが、目を凝らさなければならない。広島はACL決勝を戦う浦和レッズとの第11節が延期となり、ゴールデンウイークには2試合しかしておらず、その両試合を白星で飾って快適にゴールデンウイークを終えているのだ。

 この差は決して小さくないと考える。ともに中5日が空いての試合だが、微妙な連戦のダメージは降り積もっていくものだ。しかもこのカード、広島は26勝13分12敗と大きく勝ち越している。広島がアウェイから勝点3を持ち帰り、上位をさらに混戦にするとみる。

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