5月3日、J1リーグ第11節が行われ、ヴィッセル神戸は敵地で名古屋グランパスと対戦した。
上位対決として行われたこの一戦は、クラブが「完売御礼」を宣言するという4万人以上の観客が訪れた中で行われた。そんな試合の先制点を奪ったのは、首位を快走するアウェイチームだった。
それは前半11分のことだ。左サイドでボールを持った汰木康也が、マイナス方向にボールを持ち出して右足でゴール前にクロスを供給する。ゴールに向かうような軌道を描いたボールの先にいたのは、サッカー元日本代表FW大迫勇也だった。
相手DF陣がそろっている中で大迫はフリーになる動きを見せていたが、さらに、クロスに合わせるためにバックステップを踏むと、頭で見事に合わせてゴール右隅に決めたのだ。相手GKランゲラックが動けなかったタイミングとコースは大迫だからこそのもので、SNS上には絶賛の声が相次いだ。
「下がりながらの頭って半端ねえ…半端なく首強いんだろうな」
「ワールドクラス!」
「理不尽すぎる。半端ないって」
「あそこ入って頭で枠内飛ばせるの、やっぱJリーグじゃ格が違う」
「こんなんで点獲れるんかい やられた方はキツイなぁ」