■相手の「穴」を瞬時に見つける本田

ナイス」、「ナイス!」、「ナイス!!」、「ナイス! ごんちゃん」「イエス!」(ドイツ戦、後半24分)

 ドイツ戦後半24分、日本代表が4連続で波状攻撃を受けたもののGK権田修一ら守備陣が防いだ際は、「ナイス」、「ナイス!」、「ナイス!!」、そして最後は「ナイス! ごんちゃん」と発し、「イエス!」と再び絶叫した。本田のなかでは、「ナイス」の上位が「イエス」ということなのかもしれない。

 後半30分の堂安律の同点ゴールの際には、三笘薫が左サイドからカットインし、南野拓実に縦パスが入った時点で「イエス」。南野からシュート性のクロスが放たれた瞬間に再び「イエス!」。堂安が決めた際は「イェーーーー!!」と絶叫し、「ヨシッ!」で締めていた。グループステージの他の試合でも、日本代表選手の好プレー、得点チャンスなどで、興奮した本田からは「イエス」や「ナイス」が飛び出している。
 

ほら! 4番穴やから」「今日は4番か!」(コスタリカ戦、前半13分)

 世界トップレベルの戦いを経験してきた本田は、“相手の穴”を見つける能力も高い。コスタリカ戦では、4番・右サイドバックのケイセル・フレールを“穴”だと認定。前半13分、フレールがトラップをミスして、ボールがタッチラインを割った際には、「ほら! 4番穴やから」とコメントし、その後大声で「今日は4番か!」と言い放っていた。

 ちなみに、本田が語った「今日は」というのは、先のドイツ戦からつながっている。ドイツ戦でも、同じく右SBに入ったDFニクラス・ズーレのことを何度も“穴”と表現していた。

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