■J1参入プレーオフ出場を巡る争いは?
10月15、16日に行なわれたJ2リーグでは、J1参入プレーオフ出場を巡る争いも激しかった。
すでに3位のファジアーノ岡山、4位のロアッソ熊本、5位の大分トリニータの出場が決まっている。残り1枠を巡って、6位の徳島ヴォルティス、7位のベガルタ仙台、8位のモンテディオ山形、9位の東京ヴェルディ、10位のジェフユナイテッド千葉、11位のV・ファーレン長崎が、それぞれの可能性を追い求めた。
15日に試合があったのは、東京Vと長崎だ。東京Vは新潟を1対0で下した。城福浩監督のチームは5連勝を飾り、この時点で最終戦へ望みをつないだ。一方、長崎はレノファ山口FCに0対1で敗れた。ファビオ・カリーレ監督率いる長崎は、6戦勝利なしの4連敗で、プレーオフ圏から脱落した。
翌16日はスリリングな試合の連続だった。まずは14時03分開始の試合で、千葉がFC琉球に2対1で逆転勝ちした。勝点を「58」に伸ばした千葉は、東京Vと同じくこの時点で最終戦に望みをつないだ。
同じく14時03分キックオフの大分対山形戦は、山形の快勝に終わる。前半終了間際の45+5分、ディサロ・燦・シルヴァーノのヘディングシュートで先制した山形は、後半開始直後の49分にも相手CBとGKの連携ミスを突いて2点目をゲットする。アディショナルタイムにも前線からのプレスでボールを奪取し、チアゴ・アウベスが決定的な3点目をゲットした。