■8月下旬の「逆転」現象

 そして、ジェジエウなど負傷者が徐々に復帰したことで安定感を増し、8月に入ると、ルヴァンカップでのショッキングな敗退はあったものの(セレッソ大阪と2引き分け。第2戦では、終盤の2失点で引き分けに持ち込まれ、アウェーゴール・ルールで川崎は敗退)、リーグ戦では3連勝。しかも、これまでの得点力不足が嘘のようにアビスパ福岡戦とサガン鳥栖戦では4得点を奪ったし、激しい内容となった鹿島戦では最後は割り切って守備を固めて1点のリードを守り切って勝点3を確保。

 リーグ戦の終盤を迎えてようやく復調。戦い方の幅も広がってきていた。

 しかし、横浜FMにとってスケジュールが開きすぎていたのが問題だったのと同じように、川崎は過密スケジュールに苦しめられた。

 延期となった試合が多かった川崎は、8月後半からはかなり過密なスケジュールを強いられることになった(そのため、ずっと消化試合数で横浜FMを下回っていた川崎が、試合数で横浜FMを逆転してしまったのだ)。そして、9月に入って最初の試合となった第28節の湘南ベルマーレ戦は川崎にとって鳥栖戦から中3日という厳しい日程となった。

(4)へ続く
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