■「浮かれんな。まだある」
話題になったのは、記念撮影の次の瞬間だ。この試合に先発し、59分間出場したベテランDF登里享平が「浮かれんな。まだある」と一括し、高揚するチームを引き締めた。さらに脇坂も、「まだあるよ、次あるぞ」と呼応し、この1勝で満足することができないことを示した。
この動画には、「これはいい動画!チームがとてもいい雰囲気」といったコメントが多い中で、チームの切り替えに注目するコメントが寄せられている。
「雰囲気良すぎ! 次は鳥栖だから登里や脇坂が言ってることは大事!」
「次の話してるのがよき!」
「次の試合への切り替え早すぎて草」
「切り替えはっや!!!」
“登里P”がチームの雰囲気をプロデュースする姿は、やはり川崎サポーターを驚かせたようだ。
川崎はこれで首位、横浜F・マリノスと消化試合数で並び、勝点差「2」で追いかけることとなった。サンフレッチェ広島に順位で抜かれてはいるものの、消化試合数が3試合少ないため、事実上、横浜FMと川崎の一騎打ちで優勝を争うこととなった。
この良い雰囲気のまま優勝を手にできるか、そして、3連覇を達成できるか。次の試合は8月31日のサガン鳥栖戦だ。