■2位・新潟は序盤の失点を防ぐことがポイントに
J2リーグの通算ゴール数が、「22000」まであと「1」に迫っている。
今節は8月6日と7日に開催されるが、もっともキックオフ時間が早いのは岩手対ファジアーノ岡山、東京V対V・ファーレン長崎、ヴァンフォーレ甲府対FC琉球、それにアルビレックス新潟対徳島ヴォルティスだ。6日の18時開始である。おそらくはこの4試合から、22000点目のメモリアルゴールが生まれるだろう。
今シーズンの時間帯別得点分布を見ると、キックオフから開始15分までにもっとも多くの得点をあげているのは長崎だ。「13」点を記録している。その次が町田で、3位が新潟だ。松橋力蔵監督のチームは、「7」点をマークしている。
その新潟はホームのビッグスワンに徳島を迎え撃つ。
今シーズンはホームで抜群の強さを発揮してきた。初戦こそレノファ山口FCと引分けたが、その後は10連勝を飾った。しかし、25節でジェフユナイテッド千葉に1対2で敗れると、28節でも岡山に2対3で競り負けた。
付け加えれば、長崎とのアウェイゲームとなった前節も、2対2のドローに終わった。2試合連続で勝利を逃していることを踏まえても、今節のホームゲームは勝利が絶対条件だろう。
25節の千葉戦、28節の岡山戦、29節の長崎戦には、共通点がある。キックオフから15分以内に先制点を許しているのだ。千葉戦と岡山戦は13分で、長崎戦は14分である。攻撃陣は4試合連続で複数得点を記録しているだけに、早い時間帯に先制点を許さないことがポイントになるだろう。CB舞行龍ジェームズの出場停止が明けるのは、松橋監督にとって頼もしいに違いない。