EAFF E-1サッカー選手権2022が2022年7月19日から27日にかけて日本で行われる。森保一監督は国内組の招集を明言しており、ワールドカップ本番前に新戦力の発掘が期待できる。
今回は、鹿島アントラーズで招集される可能性のある選手4人を選出した。
■闘志むき出しのFW
今こそ鈴木優磨を日本代表に招集するべきだろう。Jリーグで一番点を取っている上田綺世がベルギー1部のサークル・ブルージュへの移籍が決定。そのそのトップスコアラーの招集がなった今、ベルギー帰りのストライカーが日の丸のユニフォームに袖を通すべきかもしれない。鈴木は、2018年のキリンチャレンジカップを負傷で辞退して以降、代表招集はない。今回も森保監督が招集する可能性は低いかもしれない。
それでも今季のJリーグで見せているプレーは、そして6得点を取っている実力は、今回のEー1で呼ばれるにふさわしいものだろう。闘志むき出しで向かってくる鈴木の泥臭さは、今の代表をさらに力強くするだとう。それだけではなく海外で培ったフィジカルの強さ、ワンタッチシュートのうまさ、シュートのバリエーション、そして、状況を見てのチームのために動ける姿など、招集すべき理由は多くある。
センターフォワードの位置は、負傷している大迫勇也やベルギー移籍が決まった上田、海外組の古橋亨梧などライバルが多いが、是非とも代表のCF争いをさらに活性化させてほしい。果たして、鹿島が誇る点取屋はメンバーリストに名前が載るだろうか。