【日本代表考察】「吉田麻也はバッシングを受けるようなプレーではなかった」「鎌田大地の空振りで“三振”目前だった」【6月シリーズ総括の激論】(3)の画像
PKを与えて悔しがる吉田 撮影/原壮史

 日本代表の6月シリーズが終了した。4試合を戦い、2勝2敗。星勘定は五分だが、その中には課題や収穫など、たくさんの要素が詰まっていた。11月のワールドカップに向けて、この4試合をどう活かしていくのか。ベテランジャーナリストの大住良之と後藤健生が徹底的に語り合った。

■チュニジア戦の吉田の出来

――4試合通しての発見はありましたか。

大住「伊藤洋輝に加えて、やっぱり板倉滉だよね。できるのは分かっていたけど、これまでは吉田麻也冨安健洋のCBコンビが盤石で、なかなかチャンスを得られなかった。招集されて帰るだけということが何度もあったけど、試合に出れば全然2人と遜色ないし、ブラジル戦の活躍なんて本当に素晴らしかった。チュニジア戦を見れば、ボランチでもやらせてみたいなと思ったし。本当に板倉は使わないともったいない。使い方を考えなければいけないけど、最終ラインのバックアップとしても本当に頼りになると確認できた」

後藤「吉田と冨安が常に100%のコンディションで出られるわけではないからね。これだけ層が厚くなったというのは、すごいことだよね」

大住「ところで、チュニジア戦の吉田は出来が悪かったと思う?」

後藤「2失点目の場面での対応はおかしかったかな」

大住「あれは板倉が行かないといけないボールだったんじゃないの。吉田は確かに失点に絡んだけど、すごく良いプレーをしていたと思う。負けたから、バッシングされてしまうのかな」

後藤「失点に絡んだのは運が悪かったという面もあるけど、2失点目のところは何とかしてほしかったよね」

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