6月14日に行われたチュニジア代表戦で、0-3で敗れた日本代表。編集部では、チュニジア戦に出場したサムライブルーの選手たちをC-~A+の9段階で評価した。
■全失点に絡んでしまった吉田の評価は?
GKとしてフル出場したシュミット・ダニエルはB-。持ち前のビルドアップ能力を活かす場面も少なく、3失点を喫してしまう結果となった。最後の失点については、「いいシュートだったけど、コース的に考えたらそこまでよくなかった。ああいうのを止めていかないと世界では厳しい」と語っている。
また、先制点となったPK献上など、全失点に絡んでしまった吉田麻也はC評価に。PKを取られたシーンについて本人は「あれで試合を壊してしまった」とコメントしている。連戦の疲れもあったか、芳しくないパフォーマンスに終始した。その相方である板倉滉はB。失点に絡むも、要所でチャンスに直接つながるパスを見せ、スタメン定着に近づいた。
伊藤洋輝はチーム最高のA-に。攻守で安定感を見せつつ、正確なポジショニングと大外からのクロスで決定機も演出した。82分までプレーした長友佑都はB評価となっている。
アンカーとしてフル出場した遠藤航はB。危険なカウンターの芽を摘む場面などで躍動した。IHでスタメン出場した原口元気と鎌田大地はともにB-。前者はプレッシングでの寄せの甘さ、後者は決定機逸脱が響いてしまった。鎌田については、そのシュートミスについて「今日は自分が決めていれば全然違う内容になっていた」と語った。ハーフタイムから入った田中碧はB評価となっている。