■6月シリーズ初出場の上田と初ゴールの前田
前田大然も待望の初ゴールを記録。日本が誇るスプリント王にはA評価をつけた。途中出場ながら1ゴール。前田らしいスピードを活かしたゴールでダメ押し弾。自身の初ゴールに関しては「意識はしていなかったけど、パラグアイ戦で決定機を外してしまって、チャンスがあるかどうかという中で戦っていたので、本当にホッとしているという感じ。自分がやってきたことは間違いじゃなかった。これからも自分なりに、チームのために戦いたい」とコメント。今後も自分なりにプレーし、ゴールシーンを増やしてほしい。
そして最高評価となったのは、A+の三笘だ。身体能力の高いガーナ相手にスピードが通用した。相手ボールとなったが、左サイドでボールを受けてスピードで相手の前へ出たシーンは凄かった。久保へのアシストシーンは、らしいドリブルから演出。この3試合で一番アピールしたのはこの男だろう。
3試合で2勝1敗となった日本は、6月14日にキリンカップサッカー2022決勝でチュニジア代表と対戦する予定。6月シリーズを締めくくる一戦で誰がアピールすることになるのだろうか。