■久保、上田をスタメンで起用
ボランチは柴崎岳と田中碧を予想した。柴崎をアンカーに配した4-3-3も考えられるが、ブラジル戦では柴崎が投入されたあとに4-2-3-1のような配置に変わっていた。
ここまでのプレ―タイムを考えると、柴崎の先発起用は確実だ。森保一監督が彼の起用とシステム変更を関連づけているのかどうかが、ガーナ戦で見えてくるかもしれない。
右MFに堂安律、左MFには前田の先発が考えられ、トップ下には久保建英を起用する。久保はパラグアイ戦は残り20分を切ってからの出場で、ブラジル戦では出番がなかった。相応の出場期間を与えることで、精神的に落ち着いたなかでプレーさせるのだ。3月のベトナム戦でも先発しているが、もう一度チャンスを与えていい。
過去2試合出番のない上田綺世も、ガーナ戦ではピッチに立つはずだ。彼も3月のベトナム戦に先発したが、目に見える結果は残せなかった。FWの序列を固めていくためにも、ここで上田をテストする。
森保監督はパラグアイ戦で伊藤をデビューさせ、原口元気と鎌田大地をインサイドハーフで起用した。ブラジル戦では長友佑都を右サイドバックで起用した。いくつかの新たなオプションが見えつつある。6月シリーズ後半の2試合でも、意欲的な選手起用が望まれる。