■中山離脱で富樫が覚醒!皆川、カルドーゾも得点を
水戸ホーリーホックから移籍した今シーズン、プロ9年目の中山は開幕からスタメンに名を連ね、6試合出場で4得点を記録していた。2シーズン連続で2ケタ得点を記録してきた実績どおりの活躍で、得点源としての期待に応えていた。しかし、シーズン序盤にして戦線を離脱してしまった。
中山が前半に負傷交代した6節のFC町田ゼルビア戦は、0対3で敗れた。仙台にとってシーズン初黒星だった。続く7節の大分トリニータ戦も1対3で落とし、ホームのユアテックスタジアムで連敗を喫してしまった。
得点源の離脱がチームの歩みに影を落とすが、8節のヴァンフォーレ甲府戦はアウェイで3対2と競り勝つ。先発で2トップを組んだFW皆川佑介とFW富樫敬真が、揃ってシーズン初得点を記録したのだった。
4月23日の11節では、FWフェリペ・カルドーゾがシーズン初先発で初ゴールをマークした。5月29日の19節までに、富樫はチームトップの6ゴールを記録している。皆川とカルドーゾは3ゴールだ。3人のストライカーは中山の不在を発奮材料として、結果を残してきた。チームは16節から首位に立っている。