■中山復帰で遠藤は本来の2列目に戻る?
中山が離脱した7節から19節までの13試合で、2トップの組合せは4つある。「富樫と皆川」が5試合、「富樫と遠藤康」が4試合、「皆川とカルドーゾ」が3試合、「富樫とカルドーゾ」が1試合だ。直近の19節は富樫と皆川の組合せだったが、ここに中山が戻ってくる。原崎監督は嬉しい悩みを抱えている。
中山の復帰によって、遠藤を本来の2列目へ戻すことが可能だ。この34歳のベテランに加えて、ここまで5ゴールの氣田亮真、同2ゴールの名倉巧、天皇杯のホンダFC戦で今シーズン公式戦初得点をあげた加藤、さらには鎌田大夢らが、2列目の選択肢として原崎監督に存在感を示している。
前線と中盤だけでなく、守備のポジションも複数のチョイスを持つことができている。千葉戦へ向かう仙台に、マイナス材料は見当たらない。