【サッカー日本代表“ブラジルと対戦“「6月の4連戦」】インサイドハーフも?EL優勝に大貢献・鎌田大地と堂安律の「起用法」、「大迫勇也不在」を“好機”に「カタールワールドカップシミュレーション」上田綺世、古橋亨梧、浅野拓磨、前田大然“4人のFW”の「使い方」【想定フォーメーション図】(2)の画像
鎌田大地(フランクフルト)   撮影/渡辺航滋(Sony α1使用)
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森保監督は鎌田、堂安をどう使う?

 2日にパラグアイ、6日にブラジル、10日にガーナ、14日にチリまたはチュニジアと対戦する6月シリーズへ挑むサッカー日本代表のメンバー28人、中盤では鎌田大地の起用法に注目だ。4-3-3へのシステム変更後はスタメンを外れていたものの、所属するフランクフルトでしっかりと試合に絡んでいった。ヨーロッパリーグではチーム最多の5ゴールをあげて優勝に貢献した。

 4-3-3のシステムで、インサイドハーフに置くのか。それとも、鎌田の起用に伴って、システムを変更するのか。

 堂安律にも同じことが言える。最終予選では存在感を示せなかったが、PSVではリーグ戦で8得点をマークした。4-3-3なら右ウイングが適正ポジションになるが、所属クラブでは中盤でも起用されている。インサイドハーフでも試してみたいところだ。

 4-3-3の中盤は、最終予選を通して替えの効かないブロックとなった。アンカーの遠藤航、インサイドハーフの守田英正田中碧は、一人ひとりのスキルはもちろん3人の組合せで高い機能性を発揮している。

 彼らの誰かが欠けた場合も、4-3-3を継続するのか。あるいは、4-2-3-1や3-4-2-1のような形を取るのか。6月シリーズで答えを見つけておきたい。

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