■森保監督は鎌田、堂安をどう使う?
2日にパラグアイ、6日にブラジル、10日にガーナ、14日にチリまたはチュニジアと対戦する6月シリーズへ挑むサッカー日本代表のメンバー28人、中盤では鎌田大地の起用法に注目だ。4-3-3へのシステム変更後はスタメンを外れていたものの、所属するフランクフルトでしっかりと試合に絡んでいった。ヨーロッパリーグではチーム最多の5ゴールをあげて優勝に貢献した。
4-3-3のシステムで、インサイドハーフに置くのか。それとも、鎌田の起用に伴って、システムを変更するのか。
堂安律にも同じことが言える。最終予選では存在感を示せなかったが、PSVではリーグ戦で8得点をマークした。4-3-3なら右ウイングが適正ポジションになるが、所属クラブでは中盤でも起用されている。インサイドハーフでも試してみたいところだ。
4-3-3の中盤は、最終予選を通して替えの効かないブロックとなった。アンカーの遠藤航、インサイドハーフの守田英正と田中碧は、一人ひとりのスキルはもちろん3人の組合せで高い機能性を発揮している。
彼らの誰かが欠けた場合も、4-3-3を継続するのか。あるいは、4-2-3-1や3-4-2-1のような形を取るのか。6月シリーズで答えを見つけておきたい。