【J2第16節プレビュー「仕切り直し」】J3降格圏を脱出した大宮のキーマンは「久保建英・パリ五輪世代」U-21日本代表候補の「19歳ウイング」!「得点にこだわってやっていかなきゃいけない」【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
柴山昌也(大宮)   写真:アフロ
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■ホームに強い東京Vと、アウェイで苦しむ水戸が激突

 5月14日、15日に行なわれるJ2リーグ第16節、興味深いカードはそのほかにもある。

 5連戦を1勝1分3敗で終えた6位の東京ヴェルディは、18位の水戸ホーリーホックをホームに迎え撃つ。東京Vがホームで4勝1分1敗と勝点を稼いでいるのに対して、水戸はアウェイで1勝2分4敗と黒星先行だ。データは東京Vの優勢を示唆する。

 東京Vはこの試合に勝てば、J2ホーム通算150勝となる。J1昇格争いに食いついていくためにも、落とすことのできない一戦だ。

 水戸にも同じことが言える。5連戦は2勝2分1敗と五分で終えたが、19位の栃木SCとは勝点1差、20位の大宮とも勝点3差だ。 

 J2残留争いに巻き込まれてしまうのか、それとも中位争いに加わっていけるのかの、瀬戸際に立っていると言っていい。相性の良くないアウェイでも、勝点3が欲しい一戦なのだ。

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