【J2「総合力」】「3対0」から追いつかれた横浜FC、「5試合連続勝利なし」の東京Vの一方、2連勝で「J3降格圏脱出」の大宮…上昇・下降気流の「分岐点」!【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
霜田正浩監督(大宮)   写真:アフロスポーツ
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■勝ち切れない…横浜FCは3連続ドロー

 4月30日と5月1日に行なわれたJ2リーグ第13節が終わった今、首位の横浜FCは、足踏みが続いている。4月23日、5連戦の初戦で栃木SCとスコアレスドローを演じ、前節はFC町田ゼルビアと1対1で引分けた。そして今節は、ザスパクサツ群馬に3対0から追いつかれてしまった。

 ホームチームの群馬は、前節の大宮戦で2対0から逆転負けを喫している。悔しい敗戦を教訓として反発力を見せたわけだが、横浜FCにとっては痛恨のドローゲームだ。四方田修平監督は「勝点をしっかり取り切らないといけない試合」と厳しい表情を浮かべた。

 開幕からの不敗記録は継続しているが、2位のベガルタ仙台が勝点3差に迫ってきた。中2日の次節はホームのロアッソ熊本戦だ。大木武監督が率いるJ3からの昇格チームは、今節4試合ぶりの勝利をつかんでいる。アウェイでは3勝4分1敗の好成績を残しており、横浜FCにとっても簡単な相手ではない。

 東京ヴェルディも苦しんでいる。9節の熊本戦でシーズン初黒星を喫すると、そこから下降線を辿っていく。最新の13節まで5試合連続で勝利をつかめていないのだ(1分4敗)。

 対戦相手のその時々のチーム状態を見ると、取りこぼしたという試合はない。違う言いかたをすれば、J1昇格争いのライバルに勝点を与えてしまった、ということになる。5連戦の残り2試合は、4日の14節が仙台、8日の15節がアルビレックス新潟と、上位チームとの対戦が続く。

 このままズルズルと後退してしまうのか。それとも、上位に食らいついていくのか。東京Vはいまが踏ん張りどころだ。

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