■複数ポジションをこなせる明本はまさに「旗手2世」!

 まずは浦和レッズ明本考浩だ。

 昨季は加入初年度ながら公式戦47試合に出場し、4ゴール2アシストを記録した。

 そんな明本の特長といえば、複数ポジションをこなせるユーティリティ性だろう。J1リーグ開幕戦となったFC東京戦で右SHとして出場。その後主戦場は左SBとなったものの、CFや左SH、中盤でもプレーし、ピッチ上のあらゆる場所で爪痕を残した。

 そのためレンジャーズでは、SB、IH、WGをこなせる旗手と同じくマルチロールでの活躍が期待される。複数ポジションでプレーできる戦術眼だけでなく、フィジカルの強さやスピードを兼ね備えており、球際の強度が高いスコティッシュ・プレミアシップにも適応できるはずだ。

 レンジャーズのスタメンには、左SBとして組み込んだ。

PHOTO GALLERY ■【図表】レンジャーズに獲得推奨の日本人選手加入後の理想フォーメーション
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