今冬の移籍市場が2022年1月1日に解禁となる。冬の移籍市場ではそこまで大きな動きはない傾向にあるが、過去には大物の移籍もあった。今冬の移籍市場で注目となる目玉選手は誰なのだろうか。今回は、今冬の移籍市場で移籍が噂される注目選手10人を紹介する。※(1)、(2)5人ずつ。市場価値は12月23日時点。transfermarktを参照。1ユーロ=130円で計算。
■主将剥奪で移籍加速か?
アーセナルに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンは規律違反により、12月11日に行われたプレミアリーグ第16節サウサンプトン戦でメンバー外に。そして同14日には主将を剥奪された。サウサンプトン、ウェストハム・ユナイテッド、リーズ・ユナイテッド戦からもメンバーから外された。
また、アーセナルの全体練習からも外れているとの報道もある。また、2022年1月にはアフリカネーションズカップを控えている。ガボン代表が勝ち上がれば、2月まで離脱することになる。仮に今冬の移籍市場で移籍するのであれば早めに交渉をまとめ、アフリカ・ネーションズカップ開幕までには決めたいところ。
オーバメヤンにはバルセロナが興味を示しているという。だが、バルサはフェラン・トーレスの獲得が決定的となっており、その資金を捻出するのが最優先。フィナンシャル・フェアー・プレーに抵触しないように選手の放出を考えているとの報道もある。オーバメヤンの市場価値は1500万ユーロ(約19億5000万円)。簡単にはいかないだろう。果たして、オーバメヤンは今冬の移籍市場でアーセナルを離れることになるのだろうか。