■なぜ堂安は出場しなかったのか
大住「だけど、残り4試合あるのに、また点が取れないよ」
後藤「1試合で1点取れればいいんだよ。苦労するとは分かっているけど」
大住「後藤さんはコンディションが良くなれば、この試合は2-0で勝つと言っていたのに、コンディションは関係ないじゃない。選手の質の問題だよ。攻撃が前に進まない、シュートを打つまでに至らない、ペナルティーエリアに入っていけないというのは、この6試合、まったく変わっていないよ。ということは、コンディションが悪いからできないんじゃなくて、ああいうサッカーしかできない選手を使っているということだよ」
後藤「だから監督を交代させろと言うんでしょう? 論理的に言ったら、そういう言い分になりますよね」
大住「僕は森保一監督を、人間的にも大好きだし、とても評価しているんだよ。でも、今回はひどいんじゃない、と思う。使うだろうとは思ったけど、柴崎岳を先発起用するのは、本当に理解に苦しむ」
後藤「でも、さすがに前半だけで代えたね。前半は柴崎と田中碧が対角のポジションを取って、田中はインサイドに行ってみたり、外に開いたりといろいろやっていた。柴崎はとりあえず右のタッチラインから10メートルくらいのところに固定して、右サイドバックの山根視来とパス交換するくらい。全然動かなかったもんね」
大住「動いても周囲と合っていなかったしね。あのポジションに堂安律を入れたら、全然違ったと思うんだけどね。やっぱり点取るには、顔ぶれを変えないといけない」
後藤「交代で入れるなら、浅野拓磨じゃなくて堂安なのかなと思ったけど。あそこで出さないということは、やっぱりどこか調子が悪いんだろうね。」
大住「でも合流直前には、クラブのリーグ戦ですごいゴールを挙げていたけどなあ」