■サウジ戦のスタメンはどうなる?

 そうなると、気になるのは右ウィングでスタメン入りする可能性のある選手だ。候補としてまず挙がるのは三好康児。堂安や久保と同じく左利きのウィンガーであり、カットインからのシュートなど自らもゴールを奪うことができる選手。クラブでもこのポジションを担っていることを考えれば、最有力候補になるのではないか。出場となれば約11か月ぶりのA代表でのプレーとなるが、ここでアピールできるか注目だ。

 浅野拓磨も右ウィングでプレーできる。本来はFWの選手ではあるが、今回の代表戦はMFとして招集されている。所属するボーフムでも右ウィングでプレーし、代表でもこのポジションでのプレー経験もある。浅野のスピードを活かすことができれば、勝利に近づくことができるはずだ。

 その他には原口元気古橋亨梧だ。右ウィングを本職としない選手たちではあるが、可能性は十分にある。原口は所属するウニオン・ベルリンでは主にトップ下でプレー。代表では左ウィングでプレーすることが多いが、右ウィングでもプレー可能だ。

 古橋もFWの選手ではあるが、左ウィングでのプレーも多い。Jリーグ時代には右ウィングや右サイドハーフでのプレー経験もあるため、問題はないだろう。果たして、森保一監督はどの選手を選ぶのだろうか。

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