■絶好調の林
最終調整として組まれた2試合のうちこのホンジュラス戦は、森保一監督が試合後に「1カ月ほどフルで試合をしていないので、この試合ではきつい思いをしてもらった」と明かしたように、5月でシーズンを終えた海外組が多くを占めるベストメンバーを並べてなるべく高い強度で戦うことを目的としていた。
そんな試合で林はスタメン出場。上田綺世が怪我で離脱したことでアピールチャンスが回ってきた。
五輪が1年延期になったことで、今年の3月になってようやく巡ってきたチャンスを即ものにし、登録枠が拡大されて本メンバーに加わることができ、エースが怪我で離脱。上田の復調も欠かせないが、林は今のチームの中でいわゆる“もっている”選手だ。それはフォワードの選手としてかなり魅力だろう。