◼︎リーグ後半戦を制する鍵は「勝負強さ」

 浦和が掲げている“3年計画”は、2019年の年末に発表されたもので、2022年にはリーグ優勝という目標を設定している。

 その中期的なビジョンも今年で2年目。今シーズンは監督や選手を大幅に入れ替え、戦術やチームのスタイルも一新した。さらに大型補強が当たり、「個の能力を最大限に発揮」「前向き・攻撃的・情熱的なプレー」「攻守に切れ目のない・相手を休ませないプレー」という“3年計画”のコンセプトは、ここまでおおむね実現できている印象だ。

 しかし、良い試合内容を見せられるチームは多く存在するが、タイトルを狙うのであれば、ここぞというタイミングでは確実に勝利を手にしなくてはならない

 GK西川周作も試合後の会見では、「この0-0の結果を誰一人、満足していなかった。試合後、(選手たちの)顔を見ても悔しさがあって、自分たちはもっと上に行かなければいけないう確信を持つことができた。引き分けではいけない、ACLの出場圏を必ず取るという共通の意識は強い。チーム内の雰囲気でそれが見えたことは良かった」と話した。

 充実した試合内容を誇れるからこそ、今、浦和に求められているものは、どんな時にも勝ち切れる勝負強さ。真の実力が明るみになるであろうリーグ後半戦には、さらなる快進撃を期待したい。

 

■試合結果

浦和レッズ 0-0 ベガルタ仙台

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