■秋田の右サイドバック鈴木がFC東京に電撃移籍!
2021年シーズンの第2登録期間(ウインドー)が、7月16日にオープンする。これに合わせて、夏の移籍市場が動き出している。
ブラウブリッツ秋田の鈴木準弥が、FC東京へ完全移籍することが発表されたのだ。東京は右サイドバックにケガ人が続出し、新たな人材の確保を急いでいた。
秋田がJ3で28戦無敗を記録した昨シーズンから、鈴木は右サイドバックのレギュラーポジションをつかんでいる。ハードワークという言葉が圧倒的なまでに似合う秋田で、攻守においてアグレッシブにプレーしてきた。
タッチライン際を何度もアップダウンでき、リスタートの局面では右足のキッカーを務める。18節のFC町田ゼルビア戦では、直接FKを叩き込んだ。ロングスローの使い手でもあり、攻撃にオプションをもたらすことができる。さらに言えば、秋田ではセンターバックも任されてきた。
FC東京は27日の大分トリニータ戦に3対0で勝利し、4戦負けなしの3連勝と復調傾向だ。ただ、その大分戦では左サイドバックの小川諒也が右サイドバックで起用された。鈴木の合流によって選択肢が増えるのは間違いなく、25歳の万能戦士の今後が興味深い。