【明治安田生命J1リーグ 第19節 横浜F・マリノスvsサガン鳥栖 2021年6月23日 19:01キックオフ】
この試合には敗れたものの、前半戦を終えて9勝6分3敗の5位と好調な成績を残した鳥栖は、自慢のユースから上がってきた選手たちと、彼らに足りない強さ、大きさ、速さを補うべく獲得してきた林や山下敬大、小屋松知哉らが融合し、それを後方から朴一圭やエドゥアルド、島川俊郎らが指示でもプレーでも支えている、というチームとしてバランスの良い状態にある。
今回、なんとしても追い付きたいという最後の交代で登場するのが2人の高校生だったということ。それが1人はすでに計算の立つ安定している選手で、1人はデビュー戦だということ。さらにそのデビュー戦の選手の交代相手がチームのエースで、しかもすぐにプレーで良さを発揮してみせたこと。これらは鳥栖というクラブが歩んでいる道の魅力を再確認させられるものだった。