■課題をあぶりだした45分間

 攻撃面で躍動した日本代表は、守備も機能。出足鋭くホンジュラスの攻撃を制し、アウェイチームに1本もシュートを許さなかった。北中米カリブ地区のホンジュラスアは、同地区のメキシコの仮装国として組まれたもの。メキシコのほうがより組織的なサッカーを展開してくると思われるが、それを差し引いても期待を抱かせる、いや、期待しか抱かせない内容だった。

 しかし、後半はそのサッカーを持続できなかった。躍動から一転して、課題をあぶりだした45分間となった。森保一監督が、「体力的に厳しいところはあったが、選手たちが約1か月間くらいフルに試合をしていない中でキツい中でプレーしてもらおう」という意図があって、その時間はより長引くものとなったが、本番前だからこそ表面化した課題もあった。


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