U-24日本代表、快勝!(1)「前半シュート10本」を生んだ「セットプレー」と「流れ」の進化 の画像
ホンジュラス戦で先制ゴールを決めて喜ぶDF吉田麻也 撮影:中地拓也
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■7月12日/キリンチャレンジカップ U-24日本代表ーU-24ホンジュラス代表(ヨドコウ桜スタジアム)

 東京五輪に出場するサッカー男子日本代表が、同じく五輪に出場するホンジュラス代表を破った!
 13分に主将・吉田麻也久保建英のアシストで先制すると、40分には10番・堂安律が追加点。2点リードで迎えた後半は、65分にオウンゴールをしてしまうものの、85分にエース堂安が再びゴールを奪ってリードを2点にし、試合終了。若き青武者が大阪の地で躍動した。

 メンバー22人が選考されてから初めてとなる試合だった。三笘薫旗手怜央川崎フロンターレ勢2人はACLに出場していたためチームに合流していないものの、熾烈な競争を勝ち残った五輪代表がついにサポーターの前に姿を現した。船出の地は、今年完成したばかりのヨドコウ桜スタジアム。間もなく始まる4年に1度の決戦を前に4000人以上が駆けつけ、運命の一戦を見守った。

 スターティングメンバーは6月に行われたガーナ戦とジャマイカ戦をベースにしたもので、堂安律、久保建英、田中碧ら主軸メンバーとオーバーエイジ3人が順当に先発出場。ジャマイカ戦では出場を回避していた冨安健洋も戻ってきて、本番に向けた姿勢を感じさせた。

 青いユニフォームは期待にこたえるかのようにピッチの上で躍動した。久保と堂安の2人を中心に攻撃を組み立てると、次々とチャンスを創り出す。特に2人がプレーしやすく、酒井のバックアップもある右サイドで圧倒。史上最強との呼び声が高い東京世代の強さを見せつけ、観客を沸かせた。

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