■リーグ戦とは違う魅力
ロドリゲス監督が修正策を講じても、選手たちが即座にピッチ上でそれを実行できなければ意味がない。しかし今の浦和にその心配は無用だ。リーグ戦では中々出番のないトーマス・デンも試合後に「監督の指示ははっきりしていて、プレシーズンからずっとやってきているのでそのやり方は理解している」と語っているように、成熟期に入っているチームは即座に反応してみせる。
第2戦では最低2点が必要な神戸(1点差だが1-0ではアウェイゴール数で足りず、2-1で延長戦に突入)が猛攻を見せそうだが、そこでもまた浦和が試合の中で見事に修正して対応してみせて勝ち抜けるのか、それとも神戸の個の強さがそれさえ上回ってみせるのか。180分で戦うホーム&アウェイの戦いはリーグ戦とは違った魅力がある。
■試合結果
ヴィッセル神戸 1-2 浦和レッズ
■得点
3分 ドウグラス(ヴィッセル神戸)
45+1分 伊藤敦樹(浦和レッズ)
71分 興梠慎三(浦和レッズ)