■琉球もドローで8戦負けなしの京都が接近!

 2位の琉球は愛媛FCとのアウェイゲームだった。この試合は9日に行なわれている。つまり、この試合だけが前節から中2日だった。

 敵地に乗り込んだ琉球は、いまひとつ動きにキレがない。それでも37分、風間宏矢のクロスから清武功暉がクリーンシュートを突き刺す。そこから前半終了まではゲームを支配し、1対0で前半を終えた。

 後半は早めの選手交代で活力を注入していくが、68分に相手の右CKの流れから同点弾を喫した。終盤は2トップに変更するなどの打開策を講じたが、1対1のまま終了のホイッスルを聞いている

「結果は納得いくものではないし、内容的にも満足いくものではない。連戦による疲労度を、選手のコンディションを把握しきれなかった。それによってゲームプランを作り切れなかった。そういう意味で自分自身、反省しています」とは、試合後の樋口靖洋監督である。

 新潟と琉球が引分けた一方で、3位の京都サンガF.C.モンテディオ山形を1対0で退けた。チョウ・キジェ監督率いるチームは、これで8戦負けなしとなった。

 3チームの勝点は新潟が「33」、琉球が「30」、京都が「29」となっている。4位のジュビロ磐田は「23」で、3チームが一歩抜け出した。

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