■昨年はアウェイチームがゴールを量産する1勝1敗

 昨年はリーグ戦で2戦して1勝1敗。互いにホームで苦杯をなめる結果となっている。味の素スタジアムではFC東京が0-4で敗戦し、日産スタジアムでは横浜Fマリノスが1-3で負けを喫した。どちらの試合も勝利チームがゴールを量産する結果となっている。どちらの試合も、制限付きではあるものの観客が入った試合で、無観客ではない。

 ソリッドな4-3-3か、それとも、アタッキングフットボールの4-3-3か。どちらが強い4-3-3か、5月1日に味の素スタジアムで決着がつけられる。無観客開催というもったいないシチュエーションではあるが、その対決は、画面越しにでも必見の価値がある。

 川崎と名古屋という優勝争いにトリコロールが食らいつくのか、それとも、連敗中のFC東京がホームスタジアムで自信を取り戻すきっかけとするのか。アイデンティティを懸けた戦いとなる。

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