■4月25日/Jリーグ第11節 浦和レッズ―大分トリニータ(埼スタ)
浦和レッズと大分トリニータの試合は、シーソーゲームの末、ホームの浦和が3-2で勝利した。
開始直後の前半3分、浦和はDF西大伍の強烈なボレーシュートで幸先よく先制したが、前半24分と41分に立て続けに失点し、逆転を許す。
1点をリードされて迎えた後半、チームを勝ち越しに導いたのは、MF小泉佳穂。後半の2ゴールはいずれも小泉のアシストから生まれた。
後半30分、FKのチャンスを得ると、小泉がキッカーを務めた。このFKの流れからセセカンドボールを拾った小泉は、相手のペナルティエリアの手前から、浮き球のパスを右サイドへと蹴り込む。そこに走り込んできたのは、キャプテンのDF槙野智章。体制を崩しながらもゴール左隅に押し込み、2-2で試合を振り出しに戻した。
試合後の会見で、小泉は同点ゴールのシーンについて「イメージ通りでしたね」として、「嗅覚のある人だったらいてくれるだろうというところにボールを蹴ったら、槙野さんがいてくれた」と振り返った。