仙台・クエンカ電撃退団! 手倉森指揮下で「初の退団者」と「6国籍7人の外国人体制」の画像
ベガルタ仙台から退団が発表されたMFイサック・クエンカ 撮影:中地拓也
■【画像】イサック・クエンカのベガルタ仙台でのプレー写真全13枚■

 イサック・クエンカが電撃退団となった。

 ベガルタ仙台に所属していたスペイン人FMFサック・クエンカの退団を、4月20日、チームが発表した。公式発表で〈母国のスペインで治療に専念するため〉と右ひざのケガを理由にしており、公式戦出場15試合で杜の都を去ることになった。この15試合はすべて昨年のもので、今季は公式戦に出場することができなかった。

 クエンカはバルセロナのトップチームに所属した経歴を持ち、リーグ戦は16試合出場2得点、カップ戦は6試合2得点、欧州チャンピオンズリーグ7試合でプレーした。他にもアヤックスやデポルティーボでもプレーし、2018年にサガン鳥栖に加入。29試合出場6得点という数字以上に、その華麗なプレーで観客を魅了した。

 2020年に仙台に移籍すると攻撃の核として期待されており、背番号「9」は得点量産の思いを込められたものだった。ところが、シーズン前に右ひざをけがしてしまい、長期離脱。それに伴ってチーム成績が下降していく中で、期待は高まっていった。

 仙台での初出場は2020年10月3日のコンサドーレ札幌戦で、出場時間は9分。ユアスタデビュー戦は10月14日の横浜FC戦で、出場時間は3分だった。フル出場は2試合あり、古巣との対決となったサガン鳥栖戦、それからFC東京戦で、どちらもユアスタでの試合だ。

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