「サッカー批評のtoto予想」(第1234回)4月17・18日「徳島vs鹿島」「湘南vs神戸」…各地に漂う下克上の予感!?の画像
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 今回のtotoは、J1第10節の9試合と、J2第8節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 鹿島アントラーズは今週、ザーゴ監督の解任を発表した。後任にはコーチから昇格する形で、相馬直樹新監督が就いた。常勝軍団にとってはショッキングな交代劇に、選手たちはあらためて気持ちを奮い立たせることとなる。一方で、相馬監督にとっては精神的な難しさもあるだろう。コーチとしてこれまでも指導にあたってきた責任や戸惑いも吐露しつつ、復活へとチームを率いることになる。

 鹿島のシーズン途中の監督交代は、過去10年では2度ある。そのたびに日本人コーチが昇格して、交代直後の試合をものにしている。今回の相手は昇格組の徳島ヴォルティスで、唯一対戦した2014年には2勝を挙げている。

 ただし、気になるデータもある。相馬監督は、個人的に徳島と対戦した経験は多い。FC町田ゼルビアを率いて、2016年から4シーズンにわたって顔を合わせている。その対戦結果は、町田の2勝3分3敗。相馬監督は徳島に対して、あまり相性が良くないといえる。徳島自身の調子の良さもある。簡単に鹿島の勝利を予想できない試合になりそうだ。

 ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜FCベガルタ仙台が対戦する。今季まだ勝利がないチーム同士の対戦だ。

 横浜FCは20位、仙台は19位と「ボトム2」を占めている両チームだが、ともに際立つのが失点の多さ。被ゴール数もまた、リーグワーストの2チームとなっている。

 そうなればどちらかにはゴールが生まれそうな気もするが、残念なことに得点も少ない。また、このカードでは過去24度の対戦で、実に10試合が引き分けに終わっている。互いに無得点が続くチームの対戦は引き分け、しかもスコアレスドローの予感が漂う。

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