■4月14日/J1第19節 川崎フロンターレーアビスパ福岡(等々力)
川崎フロンターレが今季2度目の5連勝だ!
川崎はホームでアビスパ福岡を退けて、無敗を継続。消化試合が多いとはいえ、今季のJ1で最速の10勝を達成した。11日に行われた「多摩川クラシコ」の快勝の勢いそのままに勝利してみせた。
FC東京戦で、2ゴールした家長昭博、1ゴール2アシストのレアンドロ・ダミアン、1ゴールの三笘薫と、攻撃力を見せつけた3トップはこの試合はベンチスタート。代わりに、中央に知念慶、右に小林悠、左に長谷川竜也が先発した。
中盤は、前節から1人入れ替わった。10試合連続で先発していたジョアン・シミッチがベンチ外となり、田中碧がアンカーに。その前に、多摩川クラシコではベンチスタートだった脇坂泰斗と遠野大弥が入った。遠野は昨年、福岡に期限付き移籍していて、初の古巣戦となった。
その遠野が魅せた。19分、川崎が得た右コーナーキックのボールが、ペナルティエリア前中央にいた遠野の元にこぼれてくる。遠野はワンタッチしてボールを蹴りやすい場所に置くと、右足を一閃。勢いよく飛んだボールは相手選手に当たって軌道を変えながら、ゴールネットに強烈に突き刺さったのだ。