■3月13日/J1第4節 川崎フロンターレ―柏レイソル(等々力)
柏レイソルとの試合は、川崎が戦った今季のJ1リーグ戦5試合の前半で、最もシュート数が少ない試合となった。柏の“川崎対策”がハマったこと、そして、ピッチ状況や連戦の疲労もあってか、シュートまで持っていく場面が少なく、いつもの“迫力”が欠けた45分となった。
そこで鬼木達監督は、ハーフタイムに3枚替えを行う。左ウイングを、長谷川竜也に代えて三笘薫に。インサイドハーフは、脇坂泰斗に代えて橘田健人を投入。そして、アンカーに入っていたジョアン・シミッチを下げて、塚川孝輝を入れたのだ。
しかし、この交代は前半と比べて改善できた部分と改善できない部分があった。改善できた部分は、シュート数やチャンスが増えたことだ。三笘薫が左サイドを切り裂いてチャンスを作るなど、立ち上がりからシュートに持っていくことができた。最初に結果を言えば、前半3本だったシュート数が後半は10本にまで増えた。