■東京Vの”至宝”はヴィッセル神戸入り!
昨季の東京Vを見ていれば、彼の個人昇格は誰もが納得できるだろう。アカデミー育ちの23歳は、中盤から前のポジションをオールラウンドに、なおかつハイレベルにこなす。永井秀樹監督のもとでは4-3-3の左ウイングが主戦場だったが、3トップの中央でもインサイドハーフでもプレーできる。現清水のロティーナ監督の指揮下では、3-4-2-1のボランチでもプレーしていた。
プロ6年目で初のJ1挑戦へ踏み出す神戸には、アンドレス・イニエスタやセルジ・サンペールといったポゼッションスタイルの具現者がいる。サッカーのスタイルは東京Vとの親和性が高く、三浦淳寛監督のもとでもポテンシャルを存分に発揮できるだろう。
38試合に出場した昨季は、4得点に終わった。ゴールやアシストにこれまで以上にこだわっていけば、神戸でも中核にをなっていけるはずだ。