中盤3枚は、アンカーにセルジ・サンペール、前方に山口蛍までは変わらないが、イニエスタの代わりを井上と安井拓也、郷家友太の3人で争うことになりそう。井上は個人技に優れた選手で、攻撃の打開役としてブレイクが期待される。
最終ラインは右サイドバックだけが昨季から変更となりそう。西が抜けたこのポジションで今季起用されそうなのは、磐田から移籍してきた櫻内。磐田一筋でプレーしてきた櫻内にとって、ここ2シーズンは出番が少なく、シーズン終了後に磐田から契約満了となっていた。31歳の守備職人にとって、今季は心機一転、勝負の年となる。
フェルマーレン、菊池流帆、大﨑玲央、酒井高徳といった昨季の主力は健在なものの、右サイドバックは櫻内以外に本職がいない状況のため、基本は4バックで戦いながらも、3バックで試合に挑むこともありそうだ。